Pococha（ポコチャ）のダイヤを換金する「７つのステップ」

Pocochaは、ライバーが報酬を換金可能なダイヤとして受け取ります。実はこのダイヤ、正しい手順で期限内に換金しないと永久に現金化できなくなります。ライブ配信で稼いだダイヤが泡のように消えたら悲しいですよね？今回は換金方法を７つのステップに分けてわかりやすくお伝えします。

ダイヤの仕組みを簡単におさらい！

まず、ダイヤの仕組みについて簡単に確認しましょう。配信者が報酬として受け取るダイヤには、「時間ダイヤ」と「盛り上がりダイヤ」の2種類があります。時間ダイヤは、配信1時間当たりに獲得できる数が決まっています。

その配信を何人が見ていたか、どれだけ盛り上がったかに関わらず、同じ数のダイヤが支給されます。ちょうど、アルバイトでいうところの「時給」のようなイメージですね。

実際に時間ダイヤがどれくらいになるかは、ライバーに付与された「ランク」によって変動します。たとえばランク「D」のライバーであれば、1時間あたり100個のダイヤを獲得できますが、ランク「S＋」にもなると、1時間あたり3000個に跳ね上がります。

努力してランクを高めれば、それだけ報酬もアップする仕組みとなっています。

一方、盛り上がりダイヤの獲得数は、1回1回のライブ配信におけるリスナーの視聴時間や、アイテムの使用数などに応じて決まります。ライバーとして人気を集めるだけでなく、配信のクオリティを高めてリスナーからのレスポンスが増えると、時間ダイヤと盛り上がりダイヤの相乗効果によって、より多くのダイヤを獲得できるというわけです。

もちろんどれだけライブ配信が大成功したところで、稼いだダイヤで直接、家賃を払ったり、レストランでおいしいものを食べたりすることはできません。Pocochaの配信を収益化するためには、正しい手順に従ってダイヤを換金する必要があります。

実際の換金手順：７つのステップ

ダイヤは基本的に「1個＝1円」で換金することができます。ダイヤを換金するには、具体的に一体どうすればよいのでしょか？

ここでは７つのステップにわけて、ダイヤを確実に換金するための手順を確認していきます。

①公式サイトにアクセス

まず、ダイヤを換金するためには、公式のWEBサイト（https://www.pococha.com/ja-JP）にアクセスする必要があります。普段使っているアプリからは換金の申請ができませんので、必ず最初に、自分が表示しているのがアプリの画面ではなく、WEBサイトであることを確認してくださいね。

②「ダイヤ交換」をタップ

WEBサイトにアクセスしたら、トップページ上部の右側に「ダイヤ交換」という項目をタップしてください。

③アプリ使用時のSNSアカウントでログイン

「ダイヤ交換」をタップすると、「Pocochaアプリでログイン時に使用したSNSアカウントを選択してログインしてください」と記された画面が表示されます。

Twitter、FacebookなどSNSのマークが並んでいますので、この中から、Pocochaアプリであなたがログイン時に使用しているSNSを選択し、自分のアカウントでログインしてください。

④ダイヤ数が表示される

SNSアカウントでログインすると、保有しているダイヤの数が表示されます。既に有効期限が切れているダイヤは、表示される数に含まれませんので、ご注意ください。有効期限のしくみについては、この記事の最後の方で、あらためて詳しく解説します。

⑤「換金する」を選択

次に、「換金する」「コインに換金する」という選択肢が表示されます。ダイヤの換金をする場合は、「換金する」を選択してください。（コインに交換したい場合は「コインに交換する」を選択）

⑥希望の交換ダイヤ数などを入力

保有しているダイヤのうち、実際にいくつを換金するのかなど、必要な情報を入力してください。貯まっているダイヤの一部しか換金しない場合は、残りのダイヤの有効期限をきちんと確認するように気を付けてくださいね。

⑦完了画面を確認

以上の手続きを終えると、換金の申請が正常に完了したことが画面上で通知されます。完了画面を確認しないまま更新ボタンを押したり、ウインドウを閉じたりすると、正常に換金されない場合があります。完了画面をきちんと確認してから作業を終えるように注意してください。

換金申請の注意点

ここまでPocochaのダイヤを換金する方法を7つのステップに分けて解説してきましたが、換金申請をする際に注意してほしい重要な点が4つあります。ダイヤの有効期限、最低換金数、振り込み日までのタイムラグ、そして源泉徴収です。

これらの注意点を知らないまま換金申請すると、「思ったより振り込み額が少ない」「どうしてもお金が必要なのに、なかなか口座に振り込まれていない」など、困った状況に陥るかもしれません。一つ一つ、しっかり確認するようにしてくださいね。

①ダイヤの有効期限

ダイヤには有効期限があります。最後にダイヤを使用したり、新たに取得したりした日から180日間と決まっています。これを過ぎると、せっかく稼いだダイヤが消滅してしまうので気を付けましょう。

②最低換金数

初めての配信で数十コインを稼ぎ、すぐにでも現金化して手ごたえをつかみたいと考えるライバーも多いことでしょう。

でも、換金に必要な最低ダイヤ数は5000と決まっています。（コインとの交換は50個から）つまり、ダイヤの保有数が5000に達するまでは換金することができないので、注意が必要です。

また、一度に換金できるのは5000円～100万円まで（コインの場合は50～5万コイン）。少なすぎても、逆に多すぎても一度には換金できないということを覚えておいてくださいね。

③振り込みまでのタイムラグ

ダイヤの換金申請の手続きが完了したからといって、すぐに銀行口座に振り込まれるわけではありません。申請が完了した分のお金は、月末締めで、翌月の最終営業日に振り込まれます。

すぐにでもお金が必要という場合は、翌月最終営業日までのタイムラグがどれだけあるか、換金申請前にきちんと確認するようにしましょう。

④源泉徴収

申請した金額が丸ごと口座に振り込まれるわけではないという点にも、注意が必要です。収入に伴って発生する所得税などの税金を運営側が配信者の代わりに支払う源泉徴収の影響で、振り込み額が申請した金額より少なくなるためです。

また、利益が20万円以上発生する場合には、税務署で確定申告の手続きが必要になります。配信に必要な経費を控除すると、申告が不要になる場合もありますので、迷ったときは専門家に聞くのがいいでしょう。

手続きが面倒‥そんな時は？

ダイヤを換金する際の注意点を4つ紹介しましたが、ここまで読み進めて、「考えることが多くて、なんだか面倒だな」と感じた方も多いかもしれません。

実際にランクが上がり、配信の利益が増えると、換金の手間やそれに伴う確定申告など、ライバーの手続き負担が大きくなっていきます。

しかし、ライバー事務所に所属していれば、換金申請をする必要がありません。収益化を本気で考えている人は、ライバー事務所への所属を検討してみてはいかがでしょうか。

Pocochaの利点は、他のプラットフォームに比べると競合するライバルが少ないので、人気ライバーの仲間入りしやすい点が挙げられます。ただし、せっかく人気を高めても、換金の方法が分からなければ、いつまで経っても収益化することはできません。ここで紹介した「７つのステップ」を確認した上で、有効期限内に忘れずに申請するようにしてくださいね。